いるの、いらないの?

70歳のおばあさん。
慢性副鼻腔炎で受診中。
いつも話が長くて長くて長くてうんざりしてしまう。
私は、よっぽど話が長い人でも、我慢して最後まで聞くが、この方は、どうしても、長過ぎて長過ぎて長過ぎて、我慢の限界。
今日は、土曜日でもあり、込むのでいつもよりちょっと早く終わりにしたかった。
きょうも、お話しが長くて長くて長くてイライラしていた。

やっと症状の話が終わったので、
「じゃあ、薬をまた出しますからね。」
「薬まだ飲まないといけないですか?」
「濃い鼻がまだ出ているので、飲んだ方がいいと思いますが。」
「ちょっと胃の具合が...」
「じゃあ、胃薬出しますね。」
「でも、ここのところは少し良くなってきているんです。」
「じゃあ、いらないですか?」
「どうしようかしら?この間は、家にあった薬を飲んだので、良かったんですがね...」
「まだ、薬はありますか?」
「そうですね、もう、終わってしまって...でもずーっと飲む必要もないと思いますが...」
「今、飲む薬が無いようならば、出しますし、どうしますか?」
「食事を食べると、食べた後にちょっと胸が焼けて、たまに痛いこともありました。今は治ったんですけどね。」
「じゃあ、出さなくてもいいですか?」
「でも、また悪くなったら心配だし...」
「調子の悪いときには、少し、こちらの薬は休んでもいいですけどね。これから、悪くなったときに飲む胃薬は、もう、無いって事ですか?」
「去年の夏に、胃の具合が悪くなってしまたんです。ガスターと...」

いい加減、私も切れそうになり、話の途中で遮ってしまった。

「どうしますか?出しますか?いらないですか?」
「今は、胃の調子は悪くないんですけどね...」
「じゃあ、胃薬は無くていいですね!」
「でも、やっぱりもらっておきます。」
「じゃあ、一緒に出しておきます。それでは、向こうで、鼻の吸入をしていって下さい。」

今回で治ってくれることを祈ります。
もし、次、来るなら平日の空いているときにね。
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by InTheEar1 | 2006-05-20 21:06 | 診察室


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